【気になった情報】ネジロウ社長の「問題解決の思考モデル」
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この記事が「気になった情報」の初投稿となります。
今回の情報は、2021年6月17日にテレビ東京で放送された「カンブリア宮殿」をもとに編集しまとめました。
今回ご紹介する内容は、株式会社NejiLawの「道脇 裕氏」が、問題を解決する際に用いる思考の手順「問題解決の思考モデル」についてです。
道脇 裕氏は、「ネジは緩むもの」という常識を覆し、緩みが出ないネジ「L/Rネジ」を発明した方で、実業家兼発明家です。
そして、この発明以外にも今まで2万件近くの特許案を生み出しているとの事です。
(*この発明緩まないネジの内容は、NETで「史上初の“緩まないネジ”を生んだ道脇裕。そのひらめきの源泉とは?」で検索し、ご確認下さい。)
今回この情報を取上げた理由は、ネジロウ社長が行っている「問題解決の思考モデル」を持っていれば、問題解決のスピードアップ化に役立つとおもったからです。
何故そう感じたかと言えば、私自身、問題を前にして「どうアプローチすれば良いのかな?」と迷う事が多かったからです。
問題を前にした時、「どうアプローチすれば良いのだろう?」と自問する事から始めてしまう事に心当たりのある方には、特にお勧め致します。
では、以下にネジロウ社長の「問題解決の思考モデル」について、ご紹介いたします。
1:ネジロウ社長が考える自分の仕事
発明で問題を解決すること
2:発明の考え方
「緩まないネジは出来る」と考えたら、「どうすればいいか?」という思考に変わる。
「出来る前提」に立てば出来る。
*自分の思考を駆動させる、見事なポジティブ思考ですね!
3:不可能と言われる問題に立ち向かう時に重要な事は何ですか?という質問を受けた際の道脇社長の答。
「現実と理想の間を埋める」。
【思考の手順】
①:対象の課題を分析して「本質的な課題」を見極めるのが第一。
②:それと、「理想がどうあるべきか」を見極めて、「理想と課題の」のギャップを理解する。
③:後は、そのギャップを埋めるだけ。
④:専門領域に関係なく解答として必要なアイデアを持ってくる。
*ロジカルシンキングでは、「問題とは=あるべき姿と現状の差」と言われています。
上記「思考の手順」と同じ内容を指しておりますが、思考の手順としてモデル化していないと、いざ問題が起きた時この手順に思い至らない。
問題の前で「う~ん」と立ち止まってしまいます。
つまり、問題解決時に、進め方として決まった仕事の段取り・手順として整理されていないと、絵に描いた餅と同じで、いざという場面で役に立たないという事です。
私は、この①~④をメモにして財布にでもはさみ、いつでも見られるようにしたら良い…と思っています。
又、上記ののモデルの大切な所は、④の下線を振った「専門領域に関係なく」の所です。
問題解決を過去や現状そしてジャンルに捉われることなく、「ゼロベースで考える」という指摘が、問題解決の幅を広げてくれます。
そして、この思考モデルは、会社での問題だけでなく、日常生活での問題にも応用できます。
いかがですか?
参考になりましたでしょうか?
生きてる限り、問題は常に発生します。
そして問題を抱えた当事者は、不安を抱えています。
だから、どんな場面でも問題解決の力は求められるし、素早い解決は解決者の事を強く好印象付けます。
困って相談を掛けてる人にとっては、あなたは「救いの神」となるのです。
解決が早ければ早い程、助けられた人はあなたのファンになるでしょう。
こういう難問の場面こそ、人の評価が決められる時です。
即対応が出来る日頃からの準備が、危機の場面に生きて来ます。
どうですか?
あなたは、問題発生時に、即対応・即解決出来ていますか?
2021年9月8日記