【書評】自立神経の話 著者:小林弘幸
心・技・体と言いますが、やはり身体は資本、大事ですよね!
久々になりますが、健康に関する本を読みました。
私は、現在74歳なので、色々な衰え(目、耳、歯など)が出てきています。
やはり不調があると「健康でないと人生が面白くない!」そう強く感じさせられます。
皆さんはどうですか?
「若いから大丈夫!」…と思わないで下さい。
健康は、「積み重ねの部分がある」と考えねばなりません。
歯を考えるとそれが分かります。
一度虫歯で抜いた歯は、もう戻りません。
私は今1年に二度、歯の検診と歯石の除去をしています。
でも、あまり状態が良い訳ではありません。
「若い頃のつけ→抜けた歯」が有り、これ以上悪化防止するのが精一杯な状態なのです。
もっと予防に力を入れれば良かったのに。…と今更ですが後悔する時が有ります。
「健康でありたい!」それには予防、予防には健康への知識をと考え、今回は自律神経の本を読みました。
なぜ自律神経の本かというと、健康を考えた上での良い生活のリズムを作りたいと考えたからです。
現在の読む・書く主体の生活は、自己管理なので生活リズムが不規則となり、不眠の日が続くなどの問題がある為、何とか良いリズムに改善したいと思い読んでみました。
ちなみに自律神経とは「自分の意志で動かせない心臓や血の流れを司る神経」で、脳と各臓器をつなぎ、ライフラインの役目ををしている物との事です。
自律神経には交感神経(活性化ピークは昼12時)と副交感神経(活性化ピークは夜24時)が有り、二つの要素が相対して波を打つリズムで交差した波を作っています。
この二つの波に沿った生活リズムを作る事で自律神経は整えられ、不安・不眠・頭痛・肩こり・便秘・腰痛・動悸などが解消されるとの事です。
この生活リズムを整えるには、食生活、メンタル力、軽い運動をなど腸の活性化、ストレスフリーなメンタル獲得、血流改善の運動を図る必要があります。
つまり自律神経を整える生活を送る事は、身体に良い生活をする事と同義語です。
今回、私が早速採り入れたのは「1:2呼吸法」です。
その内容は、夜ベッドに入ったら「深く5秒で息を吸い、10秒掛けて息を吐く」を1セットにし、10セットを行ってから眠りに付くやり方です。
お陰様で今は、直ぐ眠りに付けています。
本件を含め、今回は6項目を採り入れ改善を始めています。
良く原因が分からないが気分が落ち込む、なんとなく体調がすぐれないと悩む人は、「自律神経に悪い生活のリズムや食生活を送っている」可能性があると思います。
一度自律神経の本を読み、生活を見直してみる事をお勧めいたします。
尚、今回取り上げた本の著者、小林弘幸先生はTVや本で良く見るお方で多彩なノウハウをお持ちの方です。
この本でも、非常に実践的ノウハウを惜しげもなく披露しております。
一日の時間割を考える際に、この本に書かれている要素を採り入れれば、必ずや健康な生活を送る事が出来ると感じました。
病気になって一番感じる事は
健康の有難さです。
その意味で、健康をデザインする事
は、真っ先にやるべき事では
ないでしょうか?
非常事態宣言の時間を有効に
使いたいですね!
2021年5月2日記
本の明細
著書名:眠れなくなるほど面白い 自立神経の話
著者名:小林弘幸
発行所:㈱日本文芸社
第1刷発行日:2020年3月1日
定価:850円+税