【書評】オンライン起業の教科書　著者：山口朋子

コロナが起点となり、オンラインでのリモート仕事が、市民権を得たような気がします。
多くの人がコロナにより、リモート仕事が出来る環境を持つ事とリモート仕事をする事を強制された事で、日本中でリモート仕事へのインフラが整備され、かつ気持ち的なアレルギーや不安も払拭されてきていると感じています。

ただ、私は残念ながら、リモート仕事を会社で試す機会を逃した為、実質上の経験は積む事が出来ませんでしたが…。

起業というと、つい最近までは一生を左右する大きな決断が必要なリスクが高い選択でした。でもオンライン起業であれば、初期投資ほぼゼロでリスクを最小限に抑えられるから、恐れる事無く起業が可能となりました。

今までは、「起業したい！」でも時間的にも、費用的にも難しいと、二の足を踏んでいた人が多くいたと思います。でもオンラインでの起業であれば、自分の都合に合わせた時間で、かつ場所を選ばず自分の好きな場所で仕事を出来るのですから、多くの人にチャンスが開かれたという事になります。

この一連の流れを見て、私には起業の世界もインターネットを経由したオンライン起業が、これから個人起業の主流になると感じています。
これから起業したいと考えている人は、オンライン起業をぜひとも研究すべき課題と捉え、学んで欲しいと思います。

ただ、オンライン起業の環境は整備されましたが、実は、起業するのはそう簡単には出来ません。「オンライン起業ってどうすれば出来るの？」「その情報は何処にあるの？」。そう、もうこの一歩目からつまずいてしまうのが、多くの人の現実だと思います。

・まずは「稼ぎのタネ」はどうすれば見付けられるのか？
・NETの世界でお客様を集めるには、どんなSNSをすれば良いのか？
・オンラインセミナーってどう初めて、どう運営していくのか？
・オンラインで収益化する方法って、どうすれば良いのか？

この様に、自分の中には質問が渦巻いているが、何処を調べればその答えが見つかるのかが分からず立ち止まる。まさに分からない事だらけで、一歩が踏み出せない。

このように、私の多くの経験から「知りたい事をどうすれば見付けられるのか？」…これを探しだすのが多くの人にとって、最初にして、最大のハードルになります。何か新しい事を始める時は、ここが大変な難所なのです。この難所を超えて先に進む人は、こころざす人が100人いても、トライする人は10人にも満たない、そして続ける人は良くて2・3名になってしまうだろうと思います。

以上の意味で、この本に出合えたのは、皆様にとってとてもラッキーな事になると確信します。この本は、オンライン起業で沸き起こる疑問に対し、正に手取り・足取りで痒い所まで、疑問に答えてくれています。

オンライン起業を始めたい！と思っているなら、この本を手に取ってみてください。オンライン起業への全体像と道のり、そしてその具体的ノウハウを知る事が出来る良書だと、お勧めが出来ます。

いかがですか？
もし、あなたが、人生に退屈さを感じてしまっているならば！
もし、あなたが、変化のある日々を作りたいと思っているならば！
もし、あなたが、自分の力で未来を開きたいと考えているならば！
もし、あなたが、一歩踏み出すのに迷いを感じているのならば！

この本を読みオンライン起業の全体像を掴む事で、新しい未来へ踏み出せる可能性と勇気を得られる。…そんな風に私は感じました。

夏の花と言えば、やはり「ひまわり！」ですね。
花というと可憐さをイメージしますが、ひまわりには暑さに負けない力強さを感じます。
暑さなんてどこ吹く風！という感じで、たくましく自己主張をしている感じが良いですよね！
ひまわりis “The夏の花”。
でも、ふと、自分を振り返ると、こんなに強く自己主張をしたことがあるのかな～？
記憶にないな…。

「ひまわり」の凛とした姿を見ている内に、何か、自己主張の大切さを感じました。
そしてもし自分が、外国人の様に自己主張する人間であったなら、もっと自分の色を出し、人生は面白く展開したのではないか？そんな気がしてきました。

自己主張するという事は、自分で創ったオリジナルなシナリオを持ち、「そのシナリオ通りに人生を走り抜けようとする」事なのかな？
もし、そうであれば、自己主張しないという人生は、自分のシナリオを持たない、主体性のない人生なのかも！
ん？ひょっとすると、今までの自分の人生は、「他人のシナリオに従わされて来た人生？」なのかな？

自己主張をしない人は、自分に責任感を持っていない人！それゆえ自立出来ていない人！
周りからの同調圧力に負けて、自分を主張できず自分の爪痕を残せない人生を歩む人！
後悔を積み重ねてしまう人生！
…なのかもしれません。

これって、自分を主張せず、自分を貫けない日本人の弱さに繋がっている？
その結果が、世界に追い抜かれる現在の日本を作っている？

…どうも、いつの間にかネガティブスパイラルに落ちていく、重い話になって来てしまいました。
でも、自己主張できる自分、日本人。
これって大切な事なのかもしれないな！
”自己主張する”…これが、今の日本そして日本人にとって大切なキーワードなのかも知れない。

”ひまわり”からそんな事を考えてしまいました。